« NCSA Mosaic | メイン | 分岐点 »

先日、これまでのこと、これからのことの話す機会があった。
その中で相手の方が命のことに触れていた。具体的な話はここには書かないけど、そういう話がでてくるとは思ってもいなかった。けどその方の想いは私も以前から意識している事だから私の中には素直に入ってきた。

でも、私はそれを難しい目標だと言った。そう言われることが相手にとってどう受け取られるかは判らなくもないが、私自身の経験として難しいものだと実感しているから。

私はこれまでに人の命とは様々なお別れを経験したほうだと思う。老衰で亡くなられた方、病気で亡くなられた方、事故で亡くなられた方、事件で亡くなられた方、自殺された方など。
それに私自身、事件により殺されるところだった...という体験もしている。

人が亡くなったとき、何かしてあげられることがあったのではないかと悔やむこともあったが、例え人の命が救われるようなことができていたとしてもそれは生き死にに絡むことだったなんて、そのときは気付けないことのほうが圧倒的に多い。

私がそれを意識しだしてから20年を越えている。
これまでにいろんな活動をしてきた根本はそこにあり、夢を描くこと、夢を実現すること、やりがいを見つけること、視点を変えること、新しい世界を知ること、命の大切さを感じることなど。
その対象は一人の人であったり、多くの人たちであったりしてきた。

いろんな声をいただいてはいるけど、何かの役に立てているのかもしれないけど、人を救えているのかどうかなんて判らない。

ずっとずっと意識してきたことだから、難しいことだと感じている。

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

2012年4月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

About

2010年11月 1日 07:52に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「NCSA Mosaic」です。

次の投稿は「分岐点」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

最近のコメント